オーダーで製作中のJA11C 幌。
塗装工程がひと段落しましたので、製作過程をご報告いたします。
元の状態。
構造上雨漏れしやすく、腐りやすいホロ車ですが、
ホロにしては腐食が少ないベース車。
ちなみにエンジンオーバーホールなどの機関リフレッシュは先に済ませてあります。

分解していき、

Fフェンダーも外し、すっきりバラバラ。

JA11Cで定番の腐食してしまう部分。
鉄板が重なっているため、合わせ目内部から錆びてしまいます。

完全に駄目な部分は切り取ります。
2枚重ねの外側は全てそぎ落としましたが、内側は生きてました。

純正と同じ形状で鉄板から作ります。

位置をピッタリ合わせて、

溶接。

ビートを削って、完成。

ちなみに合わせ面にはさび止めとシーリング材で処置してあります。

Rフェンダーは浅く広く歪がありましたので、修正。
一度鈑金補修されているようです。

一部腐食穴ありましたが、鉄板切り貼りで補修。

「フロアも塗るからダッシュ周りのマスキング考えておいて~」
とスタッフに言ったら、翌日こうなってました。

ちまちまマスキングするくらいなら全部外してしまった方が早いぜ!
という性格。
当然、仕上がりは外して塗った方が綺麗です。
ヒーターコア以外は全て撤去されました。

今回フロアーは、まだ発売前のイサム塗料さんのライナー塗料をモニターとして使わせてもらいます。



その上から全体にサフェイサーを吹きます。


Fフェンダーやフードも同時進行。

そしてようやく、本塗り。
ボディーカラーはラングラージープの純正色です。



Fフェンダーを合体。

まだまだ塗る部品が残っています。


ドアヒンジはステンレス製に交換。
合わせ面はサビ対策でサフェ塗装後にシーリングを塗って貼り合わせ。
ボルトは純正を使います。

残りのパーツを塗装。



これだけ分解してしまうと組付けも大変ですが、
例えるならば塗装前の作業はひたすら苦行。
ここから先は完成が見えてくる楽しい仕事です。
オーナー様もうしばらくお待ちください。