合同会社SCM(本社 富士市原田104-8)は本日開催の役員会議において、以下の通り人事決定いたしましたので、ご報告申し上げます。
代表社員 社長 ふなっしー
新社長より一言
「今後とも合同会社SCMをよろしくお願い申し上げなっしー。」
相談役 顧問 フトアゴヒゲトカゲ マイケル
顧問役員の為、本社に常駐はしておりません。
爬虫類が苦手な方、ご安心下さい。
相談しても、なにも答えてはくれません。
さて、先日は悪い車を仕入れてしまいました。
ワルいですねぇ。
平成17年排出ガス基準75%低減。この車は平成8年式です。かなり先を見据えていたのですね。いわゆるエコカーです。
いやいや、ただのハッタリです。
岡山県警御用達。こんなステッカーどこで入手したのでしょうか。
間違いなく嘘です。
車自体の程度は悪くはありませんでした。
懐かしいレーシングカーをもらってきました。
おやおや、どこかで見たような屋号や、個人名まで入っていますね。
この車は、私がよく知っている人物が製作し、K4GPに出場していたマシンです。
巡り巡って、私の手元にやってきました。
書無しで、ベースとしても程度は悪すぎなので、部品取りです。
実は、こいつのドナーを前から探していたのです。
アルトハッスル。
ネーミングが素敵ですね。
エンジン、ミッション、足回り、顔面を移植予定。
空力的には不利ですが、勝てるマシンを造りたいと思います。
本当はF6Aツインカムを載せたかったのですが、SOHCで我慢します。
悩ましい在庫車輌、69年プリンスグロリア、いわゆるタテグロ。
ボディーの程度は良いので、エンジン異音を承知の上で仕入れ。
バルブクリアランス問題無し、タイミングチェーンのたるみがあった為、これが原因かとチェーン、テンショナー交換するも、症状は変わらず。
どうやらメタルが逝っているようです。
車載状態でもメタルは変えられなくもないですが、
どうせそこまでするのならOHしてしまいたいところですね。
しかし、
エンジンを降ろす↓
オーバーホールする↓
再び載せる↓
ではリフト占拠時間がとても長くなってしまいます。
そこで、中古エンジンを入手し先にOHし、
完成したエンジンを換装、という作戦を立てました。
中古L20エンジンを買ってきました。
どうせならL28に、とも考えましたが、あまりにも市場価格が高い為、止めました。中古OHベースで、シボレー350のリビルトとほぼ変わらない価格です。
思い立ったが吉日、今やらねば永らく放置は間違いないので、
小学6年生にL型ばらさせるの図
ガスケット削るの図
一日でほぼバラバラ。彼は分解だけは得意です。
カーボンはそこそこ溜まってますが、幸いにしてシリンダー、ピストンに目立った損傷はありません。
単純な造りのL型エンジンは、いい教材。
4サイクルエンジンは2回転で1回爆発する。
ピストンリングの役目。
カムシャフト、タイミングチェーン、バルブの役割。
現物を見せながら教えましたが、理解してくれたかな?
これから徹底洗浄、出来る限りの新品パーツを使って組み上げます。
といってもL20はピストンリングが既に製造廃止なんですよね。
トホホ….
あ、ヘッドボルト3本折れました。
コメント
小六の少年素晴らしいなぁ!尊敬します。
将来はクラシックカーショップのオーナー兼エンジニアになり、がっぽがっぽ儲けるでしょうね。
渡辺社長の商売仇に成ってたりして。σ(^_^;)
こんにちは。
彼は、「組み立てるのが面倒だから解体屋で働こうかな」なんて申しております。
先が思いやられます。