これを書いているのは2026年3月11日
忘れもしません、2011年の3月11日。
あれからもう15年経つのですね。
私は2011年2月頃に当時勤めていた会社を辞めることになり、その直後には自営で生きていくことを決め、友人から無償で借りた更地に車を置かせてもらい事業活動を始めました。
買い取り専門店勤務だった私はそのつてで業者さんなどから車を仕入れ、ネットオークションに出すことで生計を経てていました。
電気はありましたが水道は無く。
洗車は近所のガソリンスタンドでした。
商品車を洗車機に入れている最中に地震は起こりました。
突然洗車機が止まる。
え、なに?
車が大きくゆっくり揺れます。
車外に出ると、周辺の電柱、鉄塔が大きく揺れています。
揺れは長く続きました。
停電して周囲の信号機も光っていません。
この世の終わりかと思いました。
ふざけんなよと思いました。
敷地に戻って洗車途中の車を拭き上げました。
夜になって停電も復活し、近所の飲食店で夕飯を食べました。
そこで見たTVでは衝撃的な現地の映像が流れていて、はじめて何が起こったかを知りました。
6月に富士宮市で良い土地が見つかり、契約。
そこで開業届を出します。
約1年後に現在の富士市原田に移転。
(元車屋の居抜き物件でリフトなど機材つき)
開業から15年
良い事もあれば悪い事もあり。
どうにか生きてこれました。
同時期に開業して既に消えていった同業は数知れず。
今後の方向性について、実はとても悩んでいるところです。
これまで主軸としてきた旧型ジムニーのレストア販売
蓄積したノウハウもあり日本全国のみならず海外からも引き合いがあるほどですが、現在の2倍以上の単価にしなければ事業存続は難しい状況です。
手間が掛かりすぎて、採算が合わないのです。
そこまで価格を上げて需要があるかどうかは疑問です。
現在、新規のオーダーはストップして残った仕事を消化している状況ですが、オーダー再開するかは微妙なところです。
現行ジムニーの新車コンプリート販売、カスタム
「ジムニーは人気あっていいね」なんてよく言われますが、人気車種はそれだけライバルも多いということ。
新規参入組も多く、経験値 技術力よりも資本力が幅を利かせます。
新車販売は納期が掛かるうえに利益も薄い。
中古車の相場も下がらず、なかなか難しいところです。
そうなると、どうせ自営なんだから本当に好きなことやったほうが良いんじゃない?と思いはじめています。
そもそもがジムニーだけが好きで車屋になった訳ではありません。
若い頃に憧れた車屋さんと、現在の姿はまた違う気がします。
「好き」をビジネスにするのはなかなか難しいことではありますが。
開業1年目 富士宮店舗の頃の画像

けっこう変態なラインナップ 特装車大好き

グラハイのロングはこの頃からよく売ってました。

取り扱っていた車のほとんどが、当時よりも今のほうが価格相場が上がっているのが興味深い。
この4ドアR34スカイラインなんかも今ではとんでもない金額ですね。






















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