スラムドデリボーイ君、愛知県に納車してきました。
この異様な光景ともいよいよおさらばです。
寂しいです。
こんな感じなので燃料を入れにスタンドに寄っても質問責めにあいます。
「これ走れるの?」
名古屋の陸運局にて。封印のおじちゃんにも驚かれます。
それでもさすがトヨタお膝元の愛知県、車台番号の打刻位置をしっかり把握しています。
これが他所だと
「これ外車?」
となります。
ちなみにエアサスからフレーム加工までフル公認のNOxPM適合車輌です。
新オーナー様の自宅にて。
なにやら怪しげなバイクが沢山あり、気付けばお向かいさん(ご兄弟だそうです)にもデリボーイが駐まっていたり。
そうかと思えば50系のクラウンワゴンが帰ってきて、音があきらかに違うので聞いてみると、1JZ換装だとか。
ぶったまげました。
で、実は下取り車輌がありまして。
ちょっと特殊な車なんで、価格は納車時に現物を見てから決めましょう、という事になってました。
内心、状態が悪かったら下取り断ろうかと思っていました。
これ以上変態な在庫が増えても困りますし。
しかし……
結局連れて帰ってしまいました。
DATSUN ダットサン521。
なんと、エンジンはニッサンSR20が換装されています。
シルビアなどで使われているエンジンですね。
確かノーマルはJ13とかの超非力なエンジンですが、
悪法NOxPM規制に対応させるついでにパワーアップさせてしまおうという作戦でしょう。
NAですが、1010kgの軽量な車体なので危ない加速をしてくれます。
ちなみにブレーキはマスターバック無し、ACも無しで乗り味は旧車そのもの。
快適ではないけれど、運転するだけでついニヤけてしまう。
こういう車、大好きなんですよね。
色々手直しは必要ですが、ボチボチ仕上げていきたいと思います。
東京N様のジムニー、内装カスタム進行中です。
こちらのジムニーは当店で過去最高の高額オーダーなのですが、アクセサリーを無駄に沢山付ける訳ではなく、重点を置かれているのが「車」としての本質的な部分。
リビルトエンジンの換装やクラッチOH、内装部品は出来る限り新品に交換、など私としても理想的な方向性です。
とりあえず内装バラバラにします。
荷室にサビを発見してしまいました。
外側にはほとんどサビは無い為、荷室に水をこぼしてそのままだったのでしょう。
完全に隠れる部分なので見なかったことにすればそれまでなのですが…
削ります。
幸いにしてサビはそれほど深くはありませんでした。
そしてサビ置換材を塗ります。
ただのサビ止めではなく、残った赤サビを黒サビに置き換え、これ以上の進行を止める塗料です。けっこう高いです。
新品の内装パネル。
65ベルエアは完全に物置です。
シートレールも塗っておきます。
天井はいつものウッドですが、今回は遮熱材も入れておきます。
カーペットも新品にします。
今回、リヤシートは外して二名乗車に。
フロアをウッドで製作します。
とりあえず仮置きしてみます。
イメージ的にはhot rod的手法でカスタムされたold pick upのベットフロア。
これからカットし色を入れて、組んでいきます。
こういったワンオフ製作は実際の作業時間よりも、どう作ろうかと考えたり試行錯誤している時間の方が長かったりします。
時間工賃で考えると完全に割りに合いませんが、その分楽しませてもらって仕事してます。
昨晩深夜、事務所でウトウトしていると突如、オープンカーで夜間訓練に召集されました。
やっぱり夏はオープンカーですな。
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