先日リフトアップしてイメチェンしたJB74ジムニーシエラのデモカーですが、
無事売約決まりました。ありがとうございます!
この車、実はNEWサスペンションのテストも兼ねてます。
令和3年9月登録以降の新車に適用される突入防止案件へ対応する車高調整式サスペンション。
概要は前回記事をご覧ください。
新たな法改正に対応するリフトアップサスペンションを開発中!ジムニー JB64 ジムニーシエラ JB74
前回は1インチアップで試しましたが、今回は3インチアップ。
エアーを抜いた状態でタイヤサイズ245/7R16でメンバーの高さ60㎝以下をクリアー。
エアー圧を上げて、フロントの3インチコイルと前後平行になる高さまで上げられます。
この状態でまだ伸び側余裕あります。
勿論、伸びきってもスプリングは遊びません。
このスプリングで正式発注しました。
実際の製品は粉体ホワイト塗装となります。
1.5か月くらいで納品されるようです。
1~3インチアップまで同一スプリングでカヴァーする予定です。
ショックアブソーバーは数種類試しましたが、
結局使えそうなのは1種類。
3インチアップでちょうど良さそうな物は、太さの問題で入りませんでした。
悩ましいキット構成ですが、
とりあえずリアのみの販売となりそうです。
というのも、前後セットでの販売となるとフロントスプリング単品での発注も必要となるのですが、
かなりの数をまとめないと1台当たりの単価が下がらないようでして、
下手すると前後セットと変わらないくらいの単価になってしまうのです。
うちの業態からしますと、サスペンションキットを通販とかで大量販売して利益を得よう、というよりも、
新車販売時や持ち込みでのお客様に個別にヒアリングして、
オーナー様の求めるサスペンションをセレクト、セットアップして、
組み換え、調整トータルで収益を頂ければ、という考え方です。
そもそも、リフトアップと一口に言っても
どれだけ上げるか?
どのようなシチュエーションで走るのか?
どのような乗り味が好みか?
によって選ぶパーツは全く別物になります。
ご相談頂ければ、用途に合った最良のセットアップをご提案いたします。
2021年9月以降の新規登録車にお乗りの方は、もうしばらくお待ちください。
従来通りのやり方でリフトアップしてしまうと、3年後の車検の時に大変な思いをすることになってしまいます。
それと、たまに問い合わせがありますけれど、
2021年8月以前登録の車は、この法改正は関係ありません。
今まで通り上げちゃって大丈夫です。