7/2 金曜の夜。
よく降るな~と思いつつ、ぐっすり熟睡。
土曜、朝方4時頃。
消防車の音で目が覚める。
この雨の中、火事かな~と思いながら、また寝る。
6時頃
携帯電話が鳴る。
セコムさんからで、
「漏電ブレーカーが落ちましたので、現地急行して戻しておきました!」
また事務所浸水したかな、と思いながら、寝る。
8時 いつもの起床時間
窓から外を見て、自宅前の交差点から東が通行止めになっていることを知る。
この時点では置き場が大変なことになっているとは想像だにしてない。
9時頃、いつも通り出社。
道中特に冠水や渋滞もなく、会社に到着。
10時頃、電話が鳴る。
「冠水路に突っ込んでしまって、エンジンが止まってしまった。助けてほしい。」
自分は納車来客予定があったので、とりあえずスタッフを社用車JB64ジムニーで現場に急行させる。
用事が済んでから、自分もジムニーで現場に向かう。
渋滞箇所は把握していたので、レスキューだからと言い通行止めを突破。
リフトアップジムニーでドア下ギリギリの冠水路を抜けて現場へ。
そこで、壮絶な景色を目にする。
普段道路であるはずの場所に、軽自動車がボンネットが隠れるくらいに沈んでいる。
依頼者様は、急用で動転していて深みに突入してしまったそうで。
ももくらいまで水に浸かりながら、ジムニーもスタックしながらなんとか引き出す。
積載車で回送してから、置き場の状況が気になりだす。
置き場は、通行止めの向こう側。
車では行けないので、歩いて向かう。
道路が、完全に川。
途中からだんだん深くなり、長靴では水が入ってしまう。
靴を脱いで、はだしで進む。
やっと現場に到着。
ひどい。池だ。
置いてあった車の大半がジムニーだったのが不幸中の幸い。
車高が低いスポーツカーだったら完全にアウトだ。
画像は、夕方水が引いたところ。ピーク時はもっと水位は高かったはず。
翌日、全ての車をエンジン始動、無事を確認。
何台かはフロアが湿っていたので、この際全車カーペットを外して持ち帰る。
一枚ずつ洗って、干す。
いずれはやることになるルームクリーニングを、先にやっていると思えばいい。
しかしこの雨続き、なかなか乾かない。
この置き場、借り始めたばかりだけど、もう止めにしよう。
それにしても、ジムニーは災害時には最強だ。
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