JB74 ジムニーシエラ リフトアップ作業の様子です。
オーナー様の夢、理想を形にするのが我々の仕事。
作業前にじっくり面談、
オーナーさんがどんなイメージを望んでいるのかを伺います。
以前はチェロキーを所有されていたオーナーさん、
とにかく迫力のあるルックスをご希望の模様。
マイルドなリフトに235/75R15辺りでは満足しないんだろうな~と察知し、
私が提案したのは3インチコイル+コイルスペーサーで4インチアップ+リム幅8インチ以上のウィール+31x10.50のファットタイヤ。
ここで問題になるのがウィールの選択。
ジムニー、ジムニーシエラのPCDは139.7の5穴。
かつては三菱ジープやダイハツロッキー、タウンエースの4WD、古くはタテグロなどで採用されていたPCDですが、
日本で現行車で採用しているのはジムニーとジムニーシエラのみ。
いわばガラパゴス状態。
国内で多数のジムニー用社外ウィールが販売されていますが、そのほとんどが車検対応のおとなしいサイズばかり。
国外に目を向けると、ダッジラムバンなど一部の車輌でこのPCDが使われています。
かつてはラムバン用であろうミッキートンプソンを輸入して使っていましたが、
モデルチェンジでハブ径が変わりジムニーに履けなくなってしまいました。
輸入業者に相談すると、紹介されたのがこちら。
15x8.5、センターボア径110㎜。
国内在庫2セットのみ。
次回入荷予定はなし。
これに決定!
ちょうどアーム類がメーカー欠品でしたが、
ようやく入荷し作業スタートです。
まずは下回りの塗装から。
リフトアップで丸見えになる下回り、しっかり黒く染めてあげましょう。
ボディー色が黒とはいえ、純正の塗装は適当です。
さすがにこのリフト量ですとなにもかもが大変。
力技になります。
メンバーもリフトアップ用に交換。
そして、着地。
すごい迫力!
予想通り、各所干渉するのでその対策と、
ハミタイ対策、視界の問題でカメラ装着とやることはまだ沢山あります。
走り出した途端にチェックランプが点灯したのも最近の車ならでは。
諸々、もうしばらくお待ちください。