ジムニーファンのバイブル的存在、年一度発行のジムニー雑誌、
ジムニー地獄、失礼、ジムニー天国2015発売です!
(私自身の日常がジムニー地獄なのでスミマセン。
ジムニーの魅力に取りつかれて抜け出せない皆様もジムニー地獄と言えるでしょう。)
誠に僭越ながら、当社も掲載して頂きました。
おっと、お隣のページはNTS技研さん。
JA11のフレームにSJ10のボディーを載せちゃうなんて、粋な事してますな。
感服いたします。
今回、雑誌撮影用に1台デモカー製作しました。
程度がとても良かったので仕入れたものの、19万キロという走行距離がネックで誰からもお声が掛からなかった後期のJA22をベースに製作。
外観は普段造っているジムニーカスタムコンプリートとほぼ同じ内容です。
正直、内装の写真は以前製作した車輌のものをそのまま使いましたのでインチキですが。
今回力を入れたのが、エンジンルーム。
リビルトエンジンに載せ換え、インナーはしっかりボディーと同色にペイント。
ヘッドカバーやインマニ、各パイプ類などアルミパーツは地道にハンドポリッシュ。
私は、HOTRODやLOWRIDERの車の造り方が大好きです。
外観や内装だけでなく、エンジンルームやアンダーまで見せる事を意識してカスタムします。
もちろん性能も。
そこをジムニーで目指したかったのです。
恐らく、世の他のジムニー専門店さんとは目指すベクトルが違うと思います。
この状態で決して満足はしていません。
エンジン本体がピカピカになれば、補機類の汚れやサビが気になってきます。
ハーネスやバキュームホースもタックド(見えないように隠す)したい。
ラジエターやパイピングもハイパフォーマンスでなおかつ見た目の良い物に換えたい。
暇をみて徐々に進化させていく予定でした。
しかし!
売ってしまいました。
お隣富士宮市のM様、ありがとうございます!
ご来店頂いた際、
「これは売らないんですか?」
と聞かれ思わず
「売りますよ」
と。
通常、走行距離を伝えると躊躇される方がほとんどなのですが、
ご理解頂きありがたい限りです。
車屋さん的な立場で言わせてもらえば、車の走行距離と程度の良し悪しは、必ずしも比例しません。
走行が少ないくても扱いが悪かった車は駄目ですし、
過走行でも驚くほど程度の良い車は存在します。
それでも、走行距離の少ない中古車は高いです。
そうなると、プロの立場から言わせてもらえれば、程度の良い安価な過走行車にキッチリ手を入れた方が安心でお得、となるのです。
11/16、雑誌発売とほぼ同時に納車。
末永く可愛がって頂ければ幸いです。
ありがとうございました!
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