先日はお休みしまして、富士スピードウェイで開催されました、スーパーアメリカンフェスティバルへ行ってきました。
車屋の店主たる者、自分自身が車を楽しまなくては話になりません。
ま、研修みたいなものですね。
アメフェスというからには、アメ車で行かなくてはなりません。
乗っていけるアメ車となると、
これか
のどちらかになるのですが、わがままな同行者がエアコン付きがよいと。
77年ブレイザーはエアコン死亡中なので、必然的に87年GMCシエラとなります。
しかし、シエラは室内側ヒーターから水漏れが…
仕方なく、前日に突貫でヒーターコアを外し、ホースはメクラで対処。
やれた雰囲気もいいんだけど、ついつい磨きたくなってしまう車屋の性。
しかしながら、道中とても涼しかったのでエアコンはほとんど使いませんでしたが。
到着すると、ドラッグレースの爆音でいやがおうにもテンションあがります。
メインスタンドから観戦。
1/4マイルの直線をいかに速く走るか、というだけのとても単純なレース。
そんなの何が面白い?と思う方は実際見てみればいいんです。
勝負はほんの数秒。ゆえにその瞬間の緊迫感は周回レース以上。
タイヤの焼ける匂い、フルスロットルの爆音。
興奮しっぱなしで、ずっと見てても飽きませんでした。
写真以外のクラスでは、アメリカンV8に混じってLやRB、ロータリーの参戦もあり。
バイクに関しては、ストリートクラスでも10秒を切る速さ。
トゥーイングカーがアメリカンフルサイズバンやピックアップで、これまた格好いいんです。
そして、カーショー。
同じのみーつけた!
綺麗!うちのはGMCですがこちらはシボレー版のC10ですな。
あ、これも同じだ。
2WDのブレイザーなんぞそうそう無いだろうと思ってましたが、あるんですね。
おそらく同じ年式の、シボレー2台。
上はボディーはほぼオリジナル、下はボディーワークてんこ盛りのカスタムロッダー風味。
どちらもため息レベルの格好よさ。
KUSTOMインパラ 58
59
キャデラック
ノヴァ
59エルカミーノ
ボディーはオリジナル重視で、リムや中身はアップデート。
こういうの大好き。
ビュイックリビエラ
リビエラのHOTROD風味は、意外と珍しい。
その隣では、商品車の写真撮影中?うちも女性モデル使おうかな(笑)
ムスタング
V8の、乗り物。
そしてこちらは、なんとジェットエンジン!
デモランしてましたが、危険な加速力でした。
こういうのを遊びでさらっと造っちゃう人、尊敬します。
ロールスロイスのバン?こんなの初めて見ました。もしや元霊柩車…?
王道トライシェビー
ハーレーもここまで沢山集まると圧巻ですな。
ローライダーも、なにげに大好きだったりします。
3ホイーラー決めて、サービス精神旺盛!見てるこっちも楽しくなります。
今回のショーで、一番しびれてしまったのが、この車。
ドラッグレース、ショー、ライブ、など全てにおいて、ギャラリーが皆笑顔なのが印象的でした。
常日頃考えているのが、車をただの移動手段として捉えるのではなく、もっと楽しみましょう、という事。
眺めているだけでニヤけてしまったり、ドライブしているだけでワクワクしてしまうような車。
それは、ジャンルが違えど同じこと。
「アメリカン」というひとくくりだけで、これだけの人が集まるんだから、まだまだ日本の車業界も捨てたもんじゃない。
「車屋さん」として仕事を続けていく中で、大きな刺激となりました。
これからも頑張るぞ~!
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