コンプリート製作と並行して、色々修理してます。
約半年前に販売させてもらった、JA22ジムニー。
リビルトエンジン載せ替えで製作した一台です。
オーバーヒート気味と、アイドリングが安定しない(脈打つ)症状で入庫。
アイドリングに関しては、思い当たる箇所を一箇所ずつしらみつぶしに交換して様子を見ますが、全く改善せず。
ISCV、O2センサー交換、スロットル洗浄。点火系は少し前に一式交換済み。
暗礁に乗り上げました。
先輩に相談してみたところ、そこまでやって駄目ならエンジンコンピューターが怪しくない?との助言。
試しに他の車と入れ替えてみたところ、ものの見事に改善!何これ?
完全にエンジンがかからないとかでしたら真っ先にコンピューターを疑いましたが、盲点でした。
駄目なコンピューターを分解してみましたが、当たり前ですが外観上は普通。
完全に肩透かしを食らったような気分の修理でした。
その横では10歳の息子が壊れた電動格納ミラーを分解しています。
「なんで壊れてるか分かった!」
ギヤが欠けていました。こう分かりやすく壊れてくれるといいのにね。
あ、どこかで見たようなモーター使ってるんですね。
お次はハンドルのブレの修理。
走るとガタガタ振動がひどいので見てほしい、とのことで入庫。
試乗したところ、まともに走れないほどのブレ。
タイヤがかなり減っているのでこれも原因のひとつですが。
新品に交換します。
ハンドルのブレはキングピンやタイロッドエンドのガタを真っ先に疑いますが、今回はラテラルロッドのブッシュが原因でした。完全に終わってます。
左側が正常な状態。ちょうどまともな社外の中古があったので、交換しました。
キングピンは今のところガタは無さそうですが、念のため「ブレ防止シム」を入れます。
これがその部品
上下から押さえつけているフタ?を外して
シムを入れて
元通りに組んで完了。
タイヤも新品にして、接地状態でラテラルの長さを調整。あとはベルト2本交換しなきゃ。
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