色々と入荷してマス。
US TOYOTA PICKUP HILUX
こちらはすぐに嫁ぎ先が決まりました。
ありがとうございます!
HIACE 特装ロング4WD キャンピング オグショートランポ仕様
こちらは絶賛売り出し中です。
詳細こちらからご覧ください。
ジムニーのカスタムベース車も何台か。
JA22 MT
JA11 最終5型 MT
JA11 パノラミックルーフ
新規カスタムオーダーのご相談お待ちしております。
ベース車一覧はこちらからどうぞ。
そして、一番の目玉商品がこちら。
オークションで発見して一目惚れ!
ぱっと見は車高が高いVW TYPE1 ビートル バハバグですが、
なんと中身はJB43型ジムニーシエラなんです。
ジムニーはボディーとフレームが分離するラダーフレーム車ですので、
別の車のボディーを載せることが可能といえば可能。
しかしそれは、一筋縄ではいきません。
過去にも色々な作品がありましたが、バランスが悪く残念な例も多いのが実情。
この車は珍しく、バランスよくまとまった好例です。
この車についてWEBで調べてみましたが、詳しい情報は見つかりませんでした。
どこのショップで作ったかなど、お知りの方は情報頂けると幸いです。
現車を見ていきましょう。
ベース車は平成15年式のジムニーシエラ JB43W オートマです。
まずフレームはビートルに合わせて延長加工されています。
リアトレーリングアームから後ろのフレームを延長、
アームもそれに合わせて延長。
エンジン、ミッションなどは基本的にJB43そのまま。
ABSやエアコンも生きています。
ビートルボディーはフロアを加工され違和感なく載せられています。
ドナーはメキシコ産の近年のものでしょう。
フロントフェンダーはFRP製の一体もので、チルトカウルになっています。
リアフェンダーもFRP製。
ビートルですと本来エンジンが搭載される部分は、カーゴスペースになっています。
特に違和感が無い仕上がり。
丸い筒のように見えるものは、オプティマバッテリーです。
ダッシュボードはまんまジムニーシエラ。
ビートルのダッシュを使えなかったのかな~と少々残念ですが、
もしかすると法規的な問題でこうなったのかもしれません。
カーナビやETCも装備されて快適な室内です。
パワーウインドウやキーレスも装備。
リアシートはついてますが、車検証の乗車定員は2名。
これも平成15年の乗用車基準に適合できなかったのではないでしょうか。
足回りは実は本格派。
ショックはなんとFOXが入っています。
車高はノーマルでしょうか。
わざわざピッチ変更までして履かせられた、ポルシェ風アルミ17インチ。
本物ビートロックではありません。
試乗しましたが、乗り味はジムニーシエラそのもの。
キーをひねれば何事も無くエンジンは始動しますし、
あとはDレンジに入れてアクセルを踏めばイージーにドライブできます。
FOXショックとワイドトレット化により走行安定性も抜群。
高速走行やコーナーでも安心感があります。
オフロード性能も高いと思われます。
快適すぎてつまらないのでは?
という不安はありました。
たしかに、空冷ビートルとドライブフィーリングはまるで違います。
でも、ドライブ中の景色はビートルそのものですし、
適度な硬さの乗り味は、普通の乗用車とも違います。
素直に、乗って楽しいと感じられる車。
そして、注目度はかなりのもの。
対向車や信号待ちでの視線を嫌でも感じます。
空冷ビートルに乗ろうとすると、たとえインジェクションのメキシコ産でも不安なもの。
メカは信頼性の高い日本製でイージーに乗れて、見た目はまんまビートル。
いや、ただのビートルじゃなくて格好良くリフトアップされた、オンリーワンカスタムカー。
車輌本体価格は220万円。
当時340万円で売りに出ていたそうですから、かなりお値打ちかと思います。
ちなみに新規で同じ内容で製作したら、とても220万円では無理です。
画像はストックカーコーナーに多数載せてあります。
こちらからご覧ください。