若かりし頃一緒にBANDをやっていた仲であり、最近はビートメーカだか釣り師だか服屋だかよくわからないill the essence氏より新作パーカーが届きました。
弊社ジムニーTシャツの試作品も一緒に送ってくれました。
こんなコーディネートもよろしいかと。
コーディネートはこーでねーと。
捨てる神あれば拾う神あり。
捨てられたレコード、カセットテープ、CDをDIGし、あらたな命を吹き込む。
そんなメッセージが込められているようです。
彼のオリジナルウェアーや音源はこちらで購入可能です。
この図柄、最近私が思う事とちょうどリンクしてまして。
物心ついたころ、音楽メディアは既にCD全盛、録音メディアはまだカセットテープが主流でした。
そこへMDの登場、間もなくCD-Rが普及しMDは急速に絶滅。
昨今ではダウンロード購入が主流となり、CDが売れない時代といわれています。
私も自宅にいながらワンクリックで曲が購入でき、
手のひら大の端末に膨大な量の曲が保存できる便利さに甘えつつありましたが、、、
何かが物足りない。
何が?といわれてもそれが何かは明確に答えられないけれども。
そんな悶々とした日々を過ごしていたある日、魔の囁きが。
「あまっているレコードが沢山あるんだけど、買わない?」
仕事上の絡みもあり、海に山にと遊びの達人のY氏。
DJも嗜んでいる関係で、まとめ買いしてだぶっているレコードが沢山あるそうで。
プレイヤーも持っていないくせに、
「まとめて買います!」と大人買いしたのでした。
その後、テクニクスのターンテーブルを買いました。
順番が逆ですね。
購入したレコードは90年代のHip HopやR&Bが中心で。
高校生当時、HARD CORE METALバンドをやっていた自分はイベントというと、
地元富士でモヒカンの怖いお兄さん達(見た目とは裏腹にいい人ばかりでしたが)が集まるアンダーグラウンドなライブばかりでしたが、
沼津寄りの友人に連れて行かれたDJパーティーは、それはそれはお洒落な雰囲気で。
そこで流れていた定番曲が沢山!
大音量で再生すると、当時の記憶が蘇ります。
アンプのEQセッティングはフラットのままですが、
不思議なものでCDで聴くより音がぶっといんですよね。
CLUBで聴いていた音そのものなのです。
当時、CDJもありましたが邪道扱いで、アナログレコードで廻すのが主流でした。
最近ではPCでのDJも多いようですが、そこまでくるとDJの価値はないかと。
ミックスそのまま流してれば、って思います。
盤を手に取り、ターンテーブルにセット。
モーターをON、静かに針を落とす。
BGMとして聞き流すのではなく、
音楽を聴くことに徹する。
最高に贅沢な時間ではありませんか。
その後、レコードは好きなものをちょこちょこと買い足してます。
CDでも持ってますけど、あえてアナログで聴きたかった一枚。
ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS
歌えるギタリスト、ジョージベンソン。
マスカレードのカヴァーが絶品!
歌いながらのギターソロがたまりません。
この辺りの年代のROCKもアナログで聴きたいですね。
HARD ROCK界のレジェンド、レッドツェッペリン。
小さいころ、ユーミンは大嫌いでした。
小学校のときの音楽の先生がユーミン好きで、
音楽の授業で聞かされ、歌わされていたから。
当時、なんて下手な歌手なんだろう、って思ってました。
(本人も自身の歌声はコンプレックスだったようですが。)
今あらためて聴くと、作曲やアレンジのセンスに驚かされます。
(特に結婚前の荒井由美時代)
それにしても、バックバンドのメンバーが豪華過ぎです。
昔持っていたCDも、あらためて買い直してます。
PCやi-pod内に保存するよりも、「モノ」として持っていたい体質です。
散々聴いて、CDが傷だらけになり聴けなくなってしまったベンフォールズファイブ。
私の青春そのものです。
ピアノ/ヴォーカルとベース、ドラムのトリオ編成。
エルトンジョン ミーツ ニルバーナ、なんて言われてましたね。
レッチリはこのアルバムが一番好きです。
これも聴きまくって傷だらけになり、再生不能になってしまった1枚。
基本的にメロコアというジャンルはあまり聴きませんでしたが、ハイスタだけは別でした。
なぜかCDは持ってなくてMDで聴いていたので、あらためてCD購入。
いくつになっても永遠の憧れ、ブランキージェットシティー。
紙ジャケで再販されていました。
以上、最近買ったレコード達でした。
「モノより思い出」とは言いますが、かたちあるモノで所有する悦びを再確認したのでありました。
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