いよいよ今日は、参議院選挙の投開票日。
この歳になってからようやく、今まで学校で習ってきた歴史、政治経済など社会科の授業が嘘ばっかりだと気付いてしまい愕然とし、与党ばかりか野党もグルだし、票の改ざんなんかも当たり前だろうし、メディアは嘘つきだし、どうせ選挙なんて行ってもしょうがないな、なんて思いつつもそれでは奴らの思う壺なので、やっぱりちゃんと投票には行こうと思う。
となると、どこの党の誰に投票するかはよく考えなくてはならない。
私自身、特定の支持政党は今はない。
各政党の政策を見て、その一部が自分の意見と同じでも、全てが一致するなどということは稀だろう。
そんな中面白いなと思ったのが、党名が「支持政党なし」という党。
無党派層が間違えて投票してしまいそうな詐欺みたいな党名でとんでもない奴だと最初は思ったが、よくよく政見放送なんかを聞いてみると理にかなっている部分もある。
どんな政策かって、政策一切なし!と言い切っちゃうから凄い。
議案に対してはインターネットなどで直接国民に賛否を問い、それをそのまま伝えるだけだという直接民主主義を謳っている。
本気で支持できる政党が無い人は、投票する価値はあるかもしれない。
今回の選挙の争点は、憲法改正にあるらしい。
安倍首相率いる自民党は日本を守るために憲法を改正し、自衛隊がもっと活躍できるようにしたいという。
対する野党は、それは日本が軍国主義に向かっている。戦争法案、憲法改悪だ、という。
個人的な考えでは、抑止力としての軍備は絶対必要であると思う。
軍を持たずに無暴力、無抵抗でいるとどうなるか?
それは、中国におけるモンゴルの状況がよい見本だと思う。
なんらかの理由をつけて侵略され、占領されて終わりだ。
対話なんかは、侵略者には通じない。
アメリカもこの先どうなるか分からない。いつまでも守ってはくれないだろう。
そもそも現在の自衛隊が違憲であるというのなら、憲法改正すればよいと思う。
そして、いつまでもアメリカの兵器、それも要らなくなったような失敗作を法外な価格で買わされている状況を打破し、自国で開発、生産した兵器を持つべきである。
安倍首相は、中国や朝鮮の脅威を声高に国民に訴えかける。
しかし、彼らの真意は別にあるような気がしてならない。
確かに日本にとって中国や朝鮮半島は脅威の存在である。
外国からの攻撃、侵略に備えるのであれば、自衛隊を強化すればよいだけの話であり、憲法は現在の解釈のままでよいはずである。(個別的自衛権)
それに対し、集団的自衛権というものがある。
集団的自衛権、という言葉をしっかり理解している人は実は少ないかもしれない。
もう一度、本を読むなりWebで調べるなどしてほしい。
現在の憲法では、この権利は認められていない。
彼らは、憲法改正で集団的自衛権を行使できるようにしたくて仕方ないように思える。
これが何を意味するのか?
簡単に言ってしまえば、アメリカの言いなりだ。
国際協力のために自衛隊を海外派兵?
我が国がアメリカの弱いものいじめに加担する必要は全くないのだが、事実上日本はアメリカの支配下。
逆らうことは許されないのである。
世界の警察を気取るアメリカがどんな国かは、そもそものアメリカという国の成り立ち、歴史を見れば明白だ。
勝手に海を渡ってきて原住民を殺し、奴隷にし、それだけでは足りずアフリカから奴隷を連れてくる国だ。
自由の国?笑わせてくれる。
現在アメリカが介入している世界各地の紛争について、自分で調べてみるとよい。
今、自衛隊を辞める人が後を立たないらしい。
当然だろう。
自国を守る為に死ぬならまだしも、訳も分からない国際協力で命を落とすなんてまっぴらごめんだ。
自民党はアメリカの教育が行き渡っている。つい最近、アメリカCIAが自民党に資金援助していたことを自ら認めてしまったばかりだ。
(自民党以外の政党にも資金援助は行われていたようだが。)
小泉元首相は郵政を外国資本に売り渡し、その息子も農地を外国に売ろうとしている。
安倍総理も葛藤があるのだろう。(と、信じたい。)
アメリカに逆らったらどうなるか。当然、脅し、圧力は受けているはずである。
そんな中、どうにか上手くやってもらいたいものだと切に願う。
もう一度各政党の公約を熟読し、自分の頭でしっかり理解し、よく考えたうえで一票を投じよう。
わかりやすいキャッチコピーや嘘つきメディアの報道に惑わされてはいけない。
そして、投票用紙にはボールペンかマジックでしっかり記入しよう。
簡単に消せる鉛筆で記入って、単純に考えても怪しいよね。
日本が、より良くなりますように。
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